おわら風の盆2023前夜祭や日程と見どころは?アクセスや駐車場についても

富山県富山市八尾地区で毎年9月はじめに行われる「おわら風の盆」は、「とやまの文化財百選」に選ばれている伝統行事です。

「おわら風の盆」の日程や見どころと合わせて、アクセス方法や交通規制と駐車場についても調べてみます。

おわら風の盆2023前夜祭や日程と見どころは?

「おわら風の盆」の由来は、江戸時代に町外に流出していた「町建御墨付文書」を町衆が取り戻したことを祝い三日三晩踊り明かししたことが始まりと言われています。

「おわら風の盆」を運営するのは、「富山県民謡越中八尾おわら保存会」です。

そして支部が置かれた「東新町、西新町、諏訪町、上新町、鏡町、東町、西町、今町、下新町、天満町、福島」の11の町で運営されます。

おわら風の盆2023の日程は

おわら風の盆2023は次の日程で行われます。

  • 9月1日(金):17:00~23:00
  • 9月2日(土):17:00~23:00
  • 9月3日(日):19:00~23:00

実は、風の盆開催前の8月20日~31日までは前夜祭として「ゆっくりとみられる、おわら風の盆」の場を設けていましたが、昨年に引き続き2023年も前夜祭は中止になっています。

八尾小学校グラウンドの演舞場でのステージも中止となっています。

おわら風の盆2023の見どころ

おわら風の盆を運営する11の町では、それぞれの町を流して踊る「町流し」や「輪踊り」があっていつ始まるか予測の付かない面白さがあります。

も当てもなく歩き回るのも土地勘がないと厳しい面もありますが、期間中はどこでも自然発生的に踊りが始まるようなので楽しめると思います。

越中八尾観光会館に設けられたステージで鑑賞るというのもありですが、予約チケットが必要になるのでチケットがないと難しいです。

各町の踊りの特徴は?

>>ガイドマップはこちらからDL出来ます。

おわら風の盆2023が行われる11の町は

「東新町、西新町、諏訪町、上新町、鏡町、東町、西町、今町、下新町、天満町、福島」

の11です。

東新町の踊りの特徴

この支部の少女だけが、愛らしい早乙女衣装をまとって踊ります。また、この支部にはカイコを奉った若宮八幡社があり、その境内で披露されるおわらには独特の風情があります。

西新町の踊りの特徴

腰を深く落としてから大きく伸び上がる所作の男踊り、また繊細かつ優美な女踊りと相まっての町流しは見応えがあります。

諏訪町の踊りの特徴

東新町へと続く緩やかな坂道にボンボリが並び、狭い家並みにおわらの音曲が反響し、道の両脇を流れる「エンナカ」と呼ばれる用水の水音と相まって、おわらにとって最高の舞台を演出します。

上新町の踊りの特徴

通りが広いので比較的容易に町流しを楽しむことができます。

また、午後10時から始まる「大輪踊り」には、観光客の皆様も参加して地元気分で楽しんでいただけることから、大変好評です。

鏡町の踊りの特徴

女踊りには芸妓踊りの名残もあって、艶と華やかさには定評があります。

おたや階段下が支部のメイン会場となっており、その会場で行われる舞台踊りや輪踊りをおたや階段に座って鑑賞するスタイルが有名です。

東町の踊りの特徴

他支部と違う色合いの女性の衣装に当時の旦那衆の遊び心が伺いしれます。

西町の踊りの特徴

昼間に行われる、禅寺坂を下った先にある禅寺橋で石垣をバックにした輪踊りには独特の風情が感じられます。

今町の踊りの特徴

青年男女が絡む男女混合踊りは、この支部が他支部に先駆けて取り入れたものと伝えられており、創作当時のスタイルを大切に守っています。

下新町の踊りの特徴

朱色を基調とした女性の浴衣が特徴的です。

天満町の踊りの特徴

この支部ではおわらの唄の途中に「コラショット」と囃子を入れて、音程を下げて力強く歌う独特の歌い方があります。その歌い方は「コクボ(川窪)おわら」と呼ばれています。

福島の踊りの特徴

11支部の中で最大のおわら人口を誇る支部です。風の盆期間中は駅横の特設舞台でステージ踊りが実施されます。また、大人数で広い通りを流す福島独特の町流しは見応えがあり、大変好評です。

おわら風の盆2023のアクセス方法は?

おわら風の盆が行われるのは、富山県富山市八尾町今町周辺です。

公共交通機関を利用の場合

最寄り駅は、JR高山本線の越中八尾駅となります。

越中八尾駅までは、富山駅より確定で5駅約24分となります。

越中八尾駅からは徒歩でも良いのですが坂の多い地域なので、駅・まちなか連絡バスの越中八尾駅発・曳山展示館行に乗車(200円)するのも良いでしょう。

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自動車の場合

北陸自動車道の富山西ICから、車で20分くらいになります。

自動車で会場付近まで行くと、交通規制や渋滞もあります。

確実なのは有料駐車場に停めて、シャトルバスで会場に向かうのがおすすめです。

おわら風の盆2023の交通規制や駐車場は?

おわら風の盆2023の開催期間中は、交通規制が行われます。

>>交通規制図はこちらからDL出来ます。

シャトルバス付き有料駐車場

  • 名称:八尾スポーツアリーナ
  • 住所:富山県富山市八尾町井田101 富山市八尾スポーツアリーナ
  • 駐車料金:普通車1000円
  • シャトルバス料金:1人500円

八尾スポーツアリーナはおわら風の盆会場から3キロほど離れていますが、シャトルバスが運行されているので安心です。

おわら風の盆2023前夜祭や日程と見どころのまとめ

おわら風の盆2023前夜祭や日程と見どころは?アクセスや駐車場についてもまとめてみました。

残念ながら、今年も前夜祭は中止になりました。

でも祭り期間中は集中して楽しめるので、観光で行くならそのほうが良いかもしれません。

会場へは、JR高山本線でも富山から30分くらいなので便利かと思います。 

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