日本三奇祭のひとつになる吉田の火祭は、毎年8月26日の「鎮火祭」と、翌8月27日の「すすき祭り」の2日間にわたって行われます。
火祭りの場所や点火するのはいつ?
当日の交通規制や臨時駐車場の場所についてもまとめてみます。
吉田の火祭り2023の日程や見どころは?
吉田の火祭りは北口本宮冨士浅間神社と境内社(摂社)である諏訪神社の両社による例大祭で、日程は毎年固定されています。
8月26日に行われるのが「鎮火祭」で、8月27日に行われるのが「すすき祭り」となります。
2日間の祭りを総じて「吉田の火祭り」と呼ばれています。
吉田の火祭りの由来は?
この例大祭が火祭りと呼ばれる由来は
上吉田地区の金鳥居(かなどりい)から北口本宮冨士浅間神社にかけた約1キロにおよぶ本町通りの沿道では、高さ約3メートルの大松明70本から80本余りが燃やされ、各家ごと作られる井桁状に組まれた多数の松明も燃やされる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E7%94%B0%E3%81%AE%E7%81%AB%E7%A5%AD
大松明が点火されると吉田口登山道に沿った富士山の山小屋でも一斉に松明が灯されて、吉田の町から富士山まで一体化するそうです。
吉田の火祭り2023の日程は?
2023年度の吉田の火祭りの日程は次のとおりです。
2023年8月26日(土)
- 14:30 北口本宮冨士浅間神社、諏訪神社にて神事
- 17:00 神輿渡御 (明神神輿と御山神輿)
- 18:30 御旅所着輿(上吉田コミュニティセンター)
松明点火(神輿到着次第) - 22:00 大松明撤収開始
2023年8月27日(日)
- 13:15 御旅所にて神事(上吉田コミュニティセンター)
- 14:00 神輿発輿(明神神輿と御山神輿)
- 15:30 金鳥居祭
- 18:00 御鞍石祭
- 19:00 北口本宮冨士浅間神社にて神事
吉田の火祭り2023の見どころは?
吉田の火祭りの見どころといえば、やはり一斉に3メートルもの高さの大松明に火が灯るところですね。
おおよそ2キロにおよぶ沿道に置かれた大松明は約90本あります。
この壮観さたるやたまりません。
点火のタイミングは、17時から上吉田地区を渡御してきた明神神輿と御山神輿の2基が上吉田コミュニティーセンターに設けられた「御旅所(おたびじょ)」に到着・奉安されたあと18時半頃から一斉に点火されます。
26日の見どころは、御鞍石祭で18時半頃から一斉に点火される約90基に及ぶ大松明の点火です。
27日の見どころは、14時頃から始まる神輿発輿(明神神輿と御山神輿)ですね。
吉田の火祭り2023のアクセスは?
北口本宮冨士浅間神社へのアクセスは、富士急行の富士山駅が最寄駅となります。
電車で来る場合
富士急富士急行線の富士山駅より徒歩のルートが最短となります。
富士急線では吉田の火祭りに合わせて、臨時便が組まれています。



高速バスで来る場合
高速バスで来る場合は、
- バスタ新宿から高速バスで河口湖駅⇒河口湖駅から富士急バスで14分の浅間神社前下車
- バスタ新宿かエア高速バスで富士山駅⇒富士山駅から富士急バスで6分の浅間神社前下車
というルートになります。
自動車で来る場合
自動車で来る場合は、中央道「河口湖I.C」から国道139号線経由で約10分となります。
吉田の火祭り2023の交通規制や駐車場は?
吉田の火祭りの期間中は、交通規制が敷かれますが臨時駐車場も設置されます。
8月26日(土)の交通規制は?

8月26日の交通規制では、解除時間が最終で24時となっているので気をつけましょう。
8月27日(日)の交通規制は?

>>2023すすき祭り道路規制図0810はこちらからDL出来ます
吉田の火祭り2023の臨時駐車場は
吉田の火祭り開催期間中は、無料の臨時駐車場が設置されます。
- 吉田小学校(富士吉田市上吉田5-1-1)
駐車台数:200台 開場時間:14:00~23:00 - 吉田西小学校(富士吉田市新新原3-7-1)
駐車台数:200台 開場時間:14:00~23:00 - 富士吉田市役所(富士吉田市下吉田6-1-1)
駐車台数:約200台 開場時間:18:00~23:00
臨時駐車場ご利用の場合には、開場時間にご注意ください。
吉田の火祭り2023の日程や見どころはのまとめ
富士吉田の火祭り2023の日程や見どころは?交通規制や駐車場についてもまとめてみました。
吉田の火祭りの魅力は、何と言っても沿道に設置された約90基もの大松明が灯される瞬間です。
夕闇の中沿道から吉田口登山道の山小屋まで松明が灯されて壮観な眺めが見どころと言えます。
開催日程は毎年固定されていますが、2023年は土日に当たるので混雑するかもしれないですね。