最近やたらと話題になる「あおり運転」怖いです。
煽られたら急ブレーキ踏むと、いままでは道交法違反でしたが、警察の指針が少し変わってきたようです。
それに伴い、新たな心配事も出てきました。
あおり運転怖い
昔は、あおり運転ってそれほど目立ってなかったです。
最近は、あおり運転がメディアを賑わせたおかげで、余計目立つようになりました。
中には、面白がってSNSに投稿したりする輩もいる始末。
これほど危険なことはないです。
面白半分に煽ってみたり、中には暴力まがいな行為も。
確かに煽られる側にも問題がないとはいい切れません。
追い越し車線にいつまでも留まっていたりと。
それが迷惑なことだと思っていなかったりとね。
君主危うきに近寄らずも大事なんですが、流れに逆らわずスムーズな動きも大事なんです。
それでも、自分の身は自分で守るように心がけましょう。
煽られたら急ブレーキが合法
最近愛知県警があおり運転をした会社員に傷害罪を適用しました。
この会社員は、500メートルに渡りクラクションを鳴らすなどあおり運転をした処、煽られた車が急停車をしてぶつかったそうです。
従来は、煽られたとしても急ブレーキをかけるのは道交法違反に該当すると判断されてきました。
ところが今回は、追突された車の乗員が怪我をしたということで傷害罪が適応されました。
煽った会社員は、500メートルに渡り車間を詰めて、ホーンを鳴らしまくっていました。
この行為を「暴行」とみなして、傷害罪が適応されたようです。
つまりは、煽られて急ブレーキを踏んで、相手に追突されたとしても、ブレーキを踏んだ側が道交法違反にはならないケースが有るということです。
ただし、後方にカメラを付けて、しっかりと相手の行為が「暴行」とみなされる証拠が必要ということです。
煽られたら、急ブレーキをかければ済むという安易な考えは持たないでください。
もしブレーキが中途半端ならば、返って煽っている相手の火に油を注ぐ結果を招きます。
また、高速走行中の急ブレーキは、自分の命取りにもなりかねません。
実は、逆にやばいことになる
今回の判例で、あおり運転が減るとは思えませんし、逆にやばいことが増える気がします。
今回警察が、煽られたら急ブレーキを良しとするといったことを逆手に取る輩が、うっかり車間が詰まったときに急ブレーキをかけることも有りえます。
もっとやばいのが、わざと急ブレーキをかけて追突させる「当たり屋」が横行する危険性も秘めているということです。
予防策としては、やたら車間は詰めないようにするしか有りません。
日頃から、しっかりと車間距離を取っている方は、それほど心配ないです。
また、車間追従型のAAC(アクティブオートクルーズ)を使えば、相手が急ブレーキをかけても追突はしないと思います。
とにかく悪い輩には、狙われぬように目立たぬ運転をおすすめします。
まとめ
今回は、煽られたときの急ブレーキに対する警察の対応が変わったことで、煽られたときに急ブレーキを踏んでも道交法違反にならないケースが出たということです。
ただし、その事により、かえって愉快犯「煽らせ屋」とか、「当たり屋」が横行する危険性が高まったことが不安になります。
とにかく、彼らの目に止まらぬような、目立たない運転を心がけてください。