AIG全英女子オープン(英国ウォバーンGC)で、日本人として42年ぶりにメジャー正派を果たした渋野日向子。
女子ゴルフ界で「黄金世代」と呼ばれている、渋野日向子、勝みなみ、畑岡奈紗、新垣比菜、大里桃子、河本結、原英莉花、小祝さくらの8人について、渋野日向子のライバル度について考えてみました。
渋野日向子の強さ
渋野日向子の強さの秘密は、ずばり「笑顔」です。
本人も「最終日最終組でも笑っていられるのは強さの秘けつかもしれないです」と話してますからね。
そういうメンタルでの図太さは、鍛えられるものではなく、持って生まれた天性とも言えるのですが、今どきの世代の特徴なんでしょうか?
何事にも物怖じしない強さは何なんでしょう?
普通だったら、大舞台に立てば緊張で凍りつき、失敗すれば緊張の糸が切れて崩れ落ちる。
そう考えますよね。
でも、渋野日向子は違います。
トップに上り詰める資質とは、そういうものなんでしょう。
そこが、凡人とトップアスリートとの違いなんでしょう。
「黄金世代」とは
渋野日向子と同じ1998年生まれの、勝みなみ、畑岡奈紗、新垣比菜、大里桃子、河本結、原英莉花、小祝さくらの8人は、全員ツアー優勝の経験があるんです。
その強さの秘密は
- 宮里藍さんに影響されてゴルフを始めた
- メンタルが強い
- 負けず嫌い
- 怖いもの知らず
- ガンガン攻める
あたりにあると、渋野日向子自身が口にしています。
渋野日向子
- 所属:RSK山陽放送
- 出身:岡山県岡山市
- 出生:1998年11月15日()
- プロテスト合格:2018年7月27日
2019年「AIG全英女子オープン」で日本人女子選手として樋口久子以来、42年ぶりのメジャー優勝した。
勝みなみ
- 所属:明治安田生命
- 出身:鹿児島県鹿児島市
- 出生:1998年7月1日()
- プロテスト合格:2017年7月28日
中京テレビ・ブリヂストンレディスでは、2日目にトーナメントコースレコードの「62」を叩き出し、2位に2打差をつけてプロ3勝目(ツアー通算4勝目)を挙げ、全米オープンの出場権(ロレックスランキング50位以内)を手にした。
畑岡奈紗
- 所属:森ビル
- 出身:茨城県笠間市
- 出生:1999年1月13日()
- プロテスト合格:
「起亜クラシック」で優勝しUSLPGAツアー3勝目を挙げる。
新垣比菜
- 所属:ダイキン工業
- 出身:沖縄県
- 出生:1998年12月20日()
- プロテスト合格:2017年7月28日
2018年は、LPGAツアー29戦に参加し年間獲得賞金ランキング23位に入り、初のシード権を手にした。
大里桃子
- 所属:伊藤園
- 出身:熊本県玉名郡
- 出生:1998年8月10日()
- プロテスト合格:2018年7月27日
2018年の年間獲得賞金ランキング49位でシード権獲得。
河本結
- 所属:リコー
- 出身:愛媛県松山市
- 出生:1998年8月29日()
- プロテスト合格:2018年7月27日
2019年3月のLPGAツアー「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」において、2位に5打差をつけ同ツアー初優勝を果たす。
原英莉花
- 所属:日本通運
- 出身:神奈川県横浜市
- 出生:1999年2月15日()
- プロテスト合格:2018年7月27日
2019年6月「リゾートトラストレディス」においてペ・ソンウとの2ホールのプレーオフを制してLPGAツアー初優勝を果たす。
小祝さくら
- 所属:ニトリ
- 出身:北海道北広島市
- 出生:1998年4月15日()
- プロテスト合格:2017年7月28日
2019年「サマンサタバサガールズコレクション・レディーストーナメント」において、大会レコードを1打更新する17アンダーをマークし、LPGAツアー初優勝。
女子ゴルフ黄金世代の期待度
女子ゴルフの黄金世代とは、1998年4月~1999年3月生まれの同学年の女子ゴルファーを指すんだそうです。
生年月日以外に、今季ツアーにフル参戦できる資格が必要なので、実力も伴っているということになります。
「黄金世代」と言う言葉は、新垣比菜が高校1年のときにアマ資格だったのに、ツアー初日に首位と3打差の3位についたときに、「黄金世代」と言う言葉が使われたのが走りのようです。
「黄金世代」の優勝経験もずば抜けているので、当然期待度も高く、東京オリンピックで「黄金世代」が独占の可能性も見えています。
まとめ
今女子ゴルフと言えば、「渋野日向子」一択の勢いですが、渋野を含めた「黄金世代」なら、誰が躍り出てもおかしくない。
渋野日向子のライバルは、ずばり「黄金世代」と言えます。
そんな、黄金世代について、少し調べてみました。
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